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出国前の洗礼集

主に大学/大学院からの留学に興味がある人向けですが、気付いたことをまとめてみます。手続きに関することは、留学について何ら本質的なことではないですが、こういうこともあったんだなという自分の記録のためにも。公表はされていないけど、「知ってる人は知ってる」事情があって少し戸惑ったりもしました。
 
-語学成績
殆どのところで" Language requirement"という最低限必要な語学成績のボーダーが引かれてある。これは、大学によってTOEFLだったりIELTSだったりする。ところが意外にも、出願の時点では必ずしも必要点数に達している必要があるわけではない(ところが多い)。それどころか、最終的に達していなくても少しくらいなら、入学前後に補講を受ければそれでクリアしたことにする、という緩いところもある(RCAもその一つ)。この辺りの「緩さ」加減は聞いてみないと分からなかったので、直接admission officeにメールすると良かった。(意外とすぐ返事がくる。)
 
-語学成績とビザ
2015春からIELTS for UKVIという、英国ビザ申請のために必要な試験が設けられた。これは、従来のIELTSと全く同じ内容で、受験会場は東京と大阪の二ヶ所しかなくて、何が違うといえば、試験会場に入室する前にスタッフのおばちゃんが慣れない感じで金属探知機を当ててくるのと、お値段が従来の倍くらいする、という至極お茶目な試験。春に突然この制度が導入されたために、夏にかけてこの混乱に巻き込まれていた。結論としては、(RCAの場合は)入学に必要な点数(6.0~7.0くらい)は従来のIELTSで到達していればよくて、但しビザ申請に必要な点数(5.5くらい)は IELTS for UKVI で達している必要があるとのことだった。
 
-出願時期
厳密な〆切があるところもあれば、あまり時期を選ばないところもある。RCAの場合、一部の(Global Innovationとか)学科を除いて年中出願を受け入れている。ただし人数の多い学科(特に修士?)は早いほど有利なのは間違いなさそう。自分の場合は(割とマイナーな)博士課程への出願だったので、念のため目安の期限みたいな時期を守ってはみたものの、〆切はそんな大事ではなさそう。2次試験のインタビューも「(スカイプは話しにくいから)ロンドンまで(わざわざ)来るのが望ましい」とのことだったが、「4月に展示でミラノに行くのでそのついでに行けると安上がりで助かります」というとその時期にセッティングしてくれた。ちなみに、成田空港からの帰りのバスの中で合格通知のメールをもらって、その直後に食べたつけ麺が(ミラノ/ロンドン帰りというのも相まって)格別だったのを覚えている。
 
留学を支援してくれる奨学金制度は、だいたい留学一年前の夏頃に申請をして、結果が秋冬頃に決まる。奨学金の有無が入学審査の重要な要素だったりするので、この時期に行われるらしい。申請時に志望校を書かされ、それが1校だけだったり、はたまた7校くらいもあったりする。しかし、たとえ1校しか書いていなくて、そこじゃないところに入学が決まったとしても、(あまり公表されていないけど)簡単な届け手を書くだけで認めてもらえるそう。ただし、学位の変更(博士→修士)は少しハードルがあるとこのこと。
 
もちろん大学や財団によって制度は千差万別ですが、個人の経験からおおよそ分かったことをまとめてみました。他には、雑多な感想として
 
-推薦状
大学の恩師や、IPA未踏プロジェクトのメンター、衛星プロジェクトのリーダー、展示でご一緒した先生に推薦状をいただきました。最近は推薦者自身がアップロードする方式が多く少し手間がかかるんですが、皆さん快く引き受けてくださったのが感激でした。感謝、感謝です。自分も将来若者を推薦するようなことがしたいとピュアに感じたのでした。
 
-その他
思い出し中
 
おそらく研究やトレーニングに意欲的であればあるほど、細々とした情報収集はとても面倒に感じます。が、これもまた洗礼と受け止めて、有意義な留学になることを祈ります。